今週は操体法東京研究会のヒヨコちゃんこと中谷の担当でございます。
一週間よろしくお願いいたします。
今回のブログテーマは「ゆがみ」ということでございます。
毎年この時期になると、セミがひっくり返っているのをよく見かけます。
ひっくり返って動かないので「おまえはすでに死んでいる・・・のかな?」と
思って突っついてみると、いきなり「ジジジジジジジジジー!!!」。
びっくりしますよねぇ。
こんなセミの死んだふり?を「セミ爆弾」とか「セミファイナル」なんて
お洒落な呼び方もあるようですが、まぁセミに限らずに動かなければ
「死んじゃってるのかな?」と誰でも思うのではないでしょうか?
逆に言えば動いているということは生きているということですから、
動きというものは生命現象だとも言えそうです。
そして、その生きている証である動きをみれば、
当然からだの状態だってある程度わかってくるはずです。
大きく素早く動ければ誰が見ても元気に見えますし、
小さく鈍い動きなら誰が見ても元気がなさそうに見えるもの。
もちろんからだにゆがみがあれば動きにだって何らかの影響があるはずです。
からだの状態は動きをみればわかるし、動かしてみればわかる。
操体法の動診という診方はとっても理にかなっていると思いますよ。
中谷祐祥