東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

二日目 愛あればこそ。

突然ですが、
団十郎さん、勘三郎さんに続き
三津五郎さんまでお亡くなりになりました。
歌舞伎の名優がまた・・という感じです。

合掌。

私は生まれて初めて見た歌舞伎が
団十郎(当時はまた海老蔵)さんで、高校生の時
文化鑑賞に力を入れていた学校の課外授業で
海老蔵解説つきというなかなか素敵な機会に恵まれたのでした。

そして、

思ったのですが、
宝塚って
歌舞伎に通じるところがありますよね。

あと、先日
フォーラム相談役の巻上公一さんに
「KISSは歌舞伎だ」という話をしたら
「あれは歌舞伎だね」というお答えが返ってきました。

さてさて

今回のお題の「愛」ですが
「LOVEではなく、愛」というお達しだったので、
男女の愛情云々ではないということですね。

ちなみに
私は「愛か・・」と
一瞬考えていたら、
アタマの中で、宝塚が始まってしまいました。
私は別にヅカファンではないのですが。

これは人生のインパクト大でした。


愛、それは甘く
愛、それは強く
愛、それは尊く
愛、それは気高く
愛、愛、愛
ああ、愛あればこそ 生きる喜び
ああ、愛あればこそ 世界は一つ愛故に人は美し
愛、それは悲しく
愛、それは切なく
愛、それは苦しく
愛、それは果敢(はかな)く
ああ、愛あればこそ 生きる喜び
ああ、愛あればこそ 世界は一つ愛故に人は美し

作詞 植田紳爾 作曲 寺田瀧雄
有名な「ベルサイユのばら」の
一番盛り上がる、
「愛あればこそ」です。

これも改めて歌詞を見ると、なるほど、と思うのですが、
一番と二番、同じ「愛」ですが、全く違う面からとらえています。


こちらは杜けあきバージョン(スタジオ録音版)

こちらは、オスカルを涼風真世、アンドレを天海祐希という
バージョン。

最初は、心が高揚するようなイメージ
次は、対象あればこその苦しみ
そしてサビの部分ですが
「ああ、愛あればこそ 生きる喜び
ああ、愛あればこそ 世界は一つ愛故に人は美し」
これが何だか世の真理をあらわしているような
気がします。

今、

色々な力(ちから)によって、世界は分断されていますが
これは誰かが、例えば宗教や国の違いによって世界を分断しようと
している結果です。
でも、本当は分断されていないのだと思います。

愛あればこそ。

畠山裕海


「2015年春季東京操体フォーラム」開催決定
4月29日(祝)に開催いたします。
『目からウロコ』のプログラムを企画しております。
詳細は以下、「東京操体フォーラムHP」をご確認ください。
http://www.tokyo-sotai.com/?page_id=980