先日不思議なことがありました。
iPadにアンテナをつけて地デジを見ているのですが、特定の人が触ると、音が出なくなることがあるんです。
私はその度に音を出す調整をやるんですが、ある時私が調整して、その人に渡したら音が出なくなり、その人がイラッとしてまた私に「音が出ない」と渡し、というのが3回連続して起こったことがあります。
その方は、iPadに向かって文句を言っていました(笑)。
機械もちゃんと分かってるんです。悪態ついたりすると、壊れたり音が出なくなったりします。
これについて、面白い話を見つけました。
「いい人をやめてスッキリする話」から。
- 作者: 心屋仁之助
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2016/02/29
- メディア: 文庫
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ここに「苦手ぶる」からトラブルが寄ってくる、という箇所があります。
「いい人ぶる」というのもありますが、もう一つ「ダメな人ぶる」というのがあります。
みんなに妬まれないように仲間はずれにされないように、わざわざ「ブサイクな着ぐるみ」を着ているのです。
著者の体験によると、かつてはひどい機械オンチで、パソコンがいつもトラブっていたのだそうです。
そのころの僕は、「パソコンが苦手な人ぶっていた」、と著者は書いています。
パソコンを苦手ぶっていると、なぜか本当にパソコンが言うことを聞かなくなります。プリンターとの接続がおかしくなったり、電源が突然落ちたり、謎のエラー画面が表示されたりします。
僕はある日、そのことに気がついたので、「苦手ぶる」のをやめてみました。 それまではパソコンをいじりながらも、内心「どうせ、うまくいかないだろうな」と思っていました。 それを、「どうせこれ、うまいこといくし」と言うようにしてみました。 すると、不思議とうまくいくようになって、サクサクと意のままにパソコンを動かせるようになったのです(あ、でも「得意」ではないですよ)。
だから、もしもあなたがパソコンを苦手だと感じているならば、 「自分はパソコンを苦手ぶっているだけだ」と思ってみたほうがいいのです。 なぜなら実際は言うほど苦手ではないから。 苦手だと思っていると、うまくいくものも、うまくいきません。
これ、結構当てはまるのではないでしょうか。
2016年9月 新創生期操体法特別臨床講座 開講!