私は数年前から写真を習っています。
元々カメラは好きで、コンデジで撮っていたのですが、一眼レフのカメラを手にするのを躊躇していました。
それは何故か。
多分どっぷりハマるからだと分かっていたからです。
さて、2010年に初めてヨーロッパに行った時、私が感じたのは「デジイチ(デジタル一眼レフ)をやらないのはアホだ」ということでした。
私は帰国後、ある飲み会の会をやめ、そこで貯めていた会費を使ってデジイチを買ったのでした。
本や参考資料を読めば、カメラの使い方はわかるものです。
が、レンズを買ったり、撮りたいものが決まってくると、やはり「壁」にぶちあたるわけです。
私の場合「習うならプロに習え」というのは自らの経験をもって知っているので、たまたまネットで見つけた写真講座の体験クラスに申し込みをしました。
そこで、すぐ受講を決めました。
以前から「プロは利き目でファインダーを覗く」というのは知っていましたが、当時の私は右目でファインダーを覗いていました。つまり、適当にやっていたわけです。
講座では、カメラの持ち方、構え方、カメラの置き方、レンズの替え方なども習います。カメラをもっている時の歩き方なども教わりました。
そして、写真の教室の先生から「ファインダーは利き目で」という話を聞いて、右目から左目に変えました。
そうなると、「縦の写真」を撮るとき、右目利きか左目利きかによって、カメラの構え方が変わってきます。実を言うと、縦に撮る時は、左目で撮るほうがかっこいいんです(笑)。
私はよく松岡先生のイベントで写真を撮っていたのですが、丁度利き目左目で写真を撮り始めた頃、松岡正剛先生に「カメラの構え方、変わったね」と言われたことです。松岡先生は「ボクはね、桑沢で写真を教えていたからわかるんだよ」とおっしゃっていました。
また、ご縁があって、東京操体フォーラム相談役で、私達の先輩でもある巻上公一さん率いる「ヒカシュー」のライブや、メンバーの佐藤正治さんのバンド、MASSAのライブの撮影をさせていただいたりして、いわゆる「ブツ撮り」ではなく、ライブ撮り?の練習を重ねました。
そしてそして、私自身プロのフォトグラファーに撮っていただいたことがあるのですが、アマチュアとプロの違いというのは「ほめ上手」だということです。ウワサによると某写真家の先生は、ブツ撮りでも「ブツ」をほめまくるんだそうです。
「これだけほめ上手にほめられたら脱ぐかも??」と思わせるくらい、プロは上手いんです。
自分が「ほめるの下手だなぁ」と思ったら、プロのフォトグラファーに写真を撮ってもらうといいかもしれません。
これは私も真似する価値ありと、写真を撮る時は心がけています。そして私が写真の先生から習ったのは
「写真は愛です」
ということ。
不思議なんですが、写真は「愛」が出るんです。
2016年9月[ 新創生期操体法特別臨床講座](http://www.sotai-miura.com/?page_id=1018) 開講!