香さん
一週間ありがとうございます。
香さんからのメッセージを受け取り、
今週は瀧澤が担当致します。
よろしくお願い致します。
「結局、臨床って何だろう?」
最近こんなことを考えています。
腕が良いとか悪いとか、相性が良いとか悪いとか、
臨床家は患者さんから色んな評価をされることがあり
ます。
腕が良いってどういうことでしょう?
一回で症状をゼロにすること?
ゼロとまではいかなくても、(患者さんが)納得でき
る範囲まで回復させること?
それとも、やって欲しいことをやってくれること?
もしそうなら、患者さんの期待値を超えるものを提供
したり、期待値の範囲内に着地できれば、腕が良いと
なるのかもしれませんね。
反対に期待値を下回ってしまうと、腕が悪いとか、相
性が悪かったということになるのでしょう。
この業界に入ってから、どうしたら患者さんの期待に
応えられるかということと向き合ってきました。期待
に応えるために、色んなアプローチ(手技)の方法を
模索しました。
今でもその想いはありますが、操体に出会って、何に
対してのアプローチなのか、ということは随分と変わ
ってきたように思います。それに伴って、向き合うも
のも、患者さんの期待だけではなくなってきました。
果たして、臨床とは何か。
操体の目線から捉えた臨床に興味のある方は、
春季フォーラムでお待ちしております。