東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

「真のプロが見ているもの」

「一芸は道に通ずる」

 

これは「一つの芸道について奥義を究めた者は他の分野にも通ずる道理を身に付けている」ということわざです。

 

よくプロ同士の対談を見たり聞いたりしますが、一流のプロは他の分野のプロの話を聞けるのは一流が見ている道は同じものだということです。

 

先日、過去のTVの対談でスキーの葛西選手とサッカーの三浦和良選手の対談を見ましたが、この対談が見ている人を惹きつけるのはその道を究めても、なおその先の道を歩んでいるもの同士の共通した何かがあるからだと感じました。

 

それまでの経緯、年齢、現在の立場の違いはあるものの超一流同士共通しているのは最高レベルのプロ意識とプロ根性、そして何よりやっていることに対し「純粋さ」や「素直さ」、そして「悔しさ」があるからだと思います。

 

私自身もまだまだ修行が足りない身ですが、操体の学びを得てから8年のいう月日が経ち、少しは真のプロが見ているものが見えてきたように感じています。

 

それがただの真似事にならないように、中身のあるものにしていけるように自分自身のやっていることと向き合っていきたいと思います。