宮本武蔵は、『五輪書』において、「観の目(心の働きにより状況全体を見る目)つよく、
見る目(目で追って物を見る目)よはく」と言っている。
「達観」という言葉がある。
・眼前の成行き、小さな失敗などにとらわれず、全体の情勢を広い視野に立って見渡すこと。
・細かい、つまらない事を超越して、物の本当に成り行く姿を見定めること。
(新明解国語辞典・三省堂より)
臨床において“達観する”とは、、ストレートにからだを診られる、という事だろう。
言うは易いが、何と難しい事だろうか。
我々の修行の目標は、そこにある。
2017年秋季東京操体フォーラムは、2017年11月23日(木)に開催致します。
テーマは「生エネルギーと性エネルギー」です。