枯山水の庭では、巨石を蓬莱山に見立て、そこから流れ出る滝や川、そして海を小砂利に波や渦の文様を付けて表現する。
古人は、人体の部分を、自然界や動植物に見立ててツボを命名した。例えば、両膝蓋下の「犢鼻(とくび)」は、この凹みが牛の鼻の穴に見えるからだという。
芸術活動においては、モチーフ(主題)を作る時に、その音や形に何らかの意味付けを施す、という見立てをしている。
私たちは、日常の中で、よくこの「見立て」るという事をやっている。
そして、何か新しい面白い事を、発見したり創造したりしている。
2017年秋季東京操体フォーラムは、2017年11月23日(木)に開催致します。
テーマは「生エネルギーと性エネルギー」です。