auのCM「三太郎」とか、ペプシの「桃太郎」のCMは、多分、
「鬼灯(ほおずき)の冷徹」を読んでヒントを得たのではないかと思っている畠山です。
鬼灯の冷徹 は、モーニング誌に連載されているコミックです。
地獄の閻魔大王の第一補佐官、鬼灯(ほおずき)様が主人公です。アニメも原作を裏切らずに相当面白いですね。
その記念すべき第一話には、桃太郎が出てきます。
実は鬼ヶ島では鬼がベロベロに酔っぱらっていたためビギナーズ・ラックで勝利したそうで(笑)。
もともとは天国の住人だったのですが、過去の栄光が忘れられず、地獄までやってきて鬼退治を繰り返そうとするのですが、
鬼灯様にあっけなく敗北。その後、桃源郷の仙桃農園に就職という状態です。
このシリーズには、日本昔話のいわゆる「ヒーロー」「正義の味方」のその後について触れられている箇所が何箇所か
あります。
例えば、一寸法師は「眠っている姫様の口元にご飯粒をつけ、殿に『姫様が自分のご飯を盗んだ』と言いつけるのです。
(この点ですでにイヤなヤツです)
そして殿様が怒って姫様を斬ろうとするのですが、それは可哀想だからやめてくれと一寸法師は止めるわけです
(イヤなヤツです)。そして追放になった姫様にまんまと着いていって、鬼退治、打出の小槌というわけです。
ふつ~の人になったら、価値がない。なので今はちょっとやさぐれているのです。
金太郎は、大人になっても「気は優しくて力持ち」ということで、例の腹掛けをして「金太郎」のイメージを守っています。
正義の味方っていうのも大変なんです。
先日の満月月食。
4月30日(月)昭和の日に開催致します。
テーマは「スポーツ障害と操体」です。