東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

どうせ食うなら(六日目)

以前「操体を勉強していても、いいところまで行かずにやめちゃう人って、あんパン食ってあんこまで食べないのと同じだ」と言っていた人がいました。
 
その人は、あんこまで食べずに、いや、食べさせてもらえずに(平たく言えば破門)去っていきました。
 
不思議な事に、破門されたとか、何らかの不満を持ってやめた輩はつるむ、というのはナゾといえばナゾですが、「食いつく」という目線で考えると「一番美味いところを食い損ねた同士」というところでは共通します。
 
 
最近では「肉まんを食っていて、ツユの染みたところを食べて『肉まんを制した』と、勘違いし、勉強をやめてしまう(オリジナルメソッドを名乗ったりする)場合もありますが、実は一番美味いところはかじっていないのです。
 
 
どうせ食うなら、一番美味しいところを食べないとね。
そのためには皮もしっかり味わいながら食べるのです。
 

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