操体法の創成期の時代は
主に体幹の動きをからだの正中に集約し、
生体のバランス制御を測る目的がなされていた。
「正中集約運動」である。
しかしながらそれでは制御がきかなくなった。
それが「快」への転換である。
しかしその制御が未体系のままである。
数年が経過しているのにかかわらず、
一般的に体系化され公表されていないのが現状である。
どう模索していいのかわからないのである。それは過去の考えにとらわれ、執着している自分が存在しているからである。以前の学びから今も全く意識が変わっていない。
変わりようがないから進化しないのである。