一週間、自身の操体の歴史を辿ってきましたが、最近学びの中で感じていることは
操体の学びは臨床学だけではなく、「人生学」にも繋がっているということです。
10年以上の学びは常に「わからないこと」と向き合う日々でしたが、わからないことをわかるようにしてきたことは自分の人生に足りなかったものと繋がっているのだと思います。
そして、それ以上に大切なことはわかった先にあるものとの繋がりです。
割とわかったことはわかったつもりになり、そのままにしてしまいがちですが、後に振り返ってみるとわかっていなかったと感じることが多いです。
そういったことは自分の人生でも同じことが言えます。
無意識に同じ失敗を繰り返していたりするのも、「~したつもり」でいる自分がいるからだと思います。
操体に限らず、学問にしていくということは、この「つもり」にならず、何度も見直し、振り返り、わからないことを編集していくことであり、それは誰にでも共通した人生学なのだと近頃は感じています。
一週間ありがとございました。
来週からは半蔵さんの登場です。