操体は「からだ」を大切にしています。
臨床を通して、今まで意識の向けられてこなかった
「からだ」という存在に出会っていただきます。
体調を崩されている方の多くは、
身体のある一部分にだけ意識が集中していたり、
「ここが悪いんですよ・・・」というように、
自身の抱える身体の不調を良くないモノと捉えがちです。
身体が悪さをしている根源のように考えてしまっていることも多いです。
操体は真逆の発想でからだと向き合っています。
「からだ」というイノチある存在と全面的に仲良くして、
からだの治せる治癒力を絶対的に信頼しています。
故に、「からだの要求」というものをとても大事にしています。
そんな操者とからだとのやりとりを、傍で眺めながら、
いままで見えて来なかったからだの表情など
一番身近に感じていただけるのではないかと思います。