操体は感覚を大事にしています。
「からだ」という存在と出会うと、
からだからのメッセージの存在に気がつきます。
今まで気がつかなかっただけで、からだはいつも何かを語りかけています。
そのからだの語る言葉のようなものが、
感覚なのではないかと思います。
そこで、「きもちよさ」という
からだの治せる治癒力に直結する「快適感覚」に
出会う方もいると思います。
感覚の世界は未開の地です。
言葉にならない、何とも言えない感じにも遭遇するはずです。
最初はただただ味わい、その感覚に委ねてみていただくだけでも十分です。
ゆっくり、時間をかけて、その名前のない感覚に焦点をあて、
自分なりの言葉で表現してみてください。
そして、その感覚がうごき、変化する様子も味わってみてください。
そのプロセスを通じて、からだが悦んでいる感じなど、また新たな気づきを受け取っているはずです。