操体は、「間に合っている」ということを味わいます。
からだの調子が崩れていたり、
具合の良くないなというときは、
何かにつけて「間に合っていない」状況のなかにいます。
そんなときの
からだの使い方や、
呼吸の仕方、
自然に口にしている言葉など、
自分自身の身の回りに目に見えるカタチでも
「間に合ってなさ」が現われているものです。
操体は臨床を通じて、
間に合っている空間を提供します。
その空間を味わい、
ゆだねることに大事なことがつまっています。
からだや、呼吸や、言葉も
間に合っている空間を通して
自然と変化を見せてくれます。
そういった経験を繰り返しながら、
からだとのお付き合いがはじまり、
これが自分自身の「間に合っている」を育てていくことに
つながるのではないかと思っています。
一週間のお付き合いありがとうございました。
明日からは友松実行委員の登場です。
よろしくお願いします。