三浦先生、一週間ありがとうございました。
今週から三浦寛幸が担当致します。よろしくお願い致します。
今回のブログのテーマは「私があなたに操体を説明したら」です。
近頃は操体を全く知らない人と接する機会が多くなりました。
患者の周囲の人達、自分の知人、友人にも操体の説明をした人には僅かな時間でも臨床を通じて操体の世界観を体感して頂くようにしています。
その理由も操体を頭で理解してもらうよりも、からだを通じて理解して頂くことが大事なことだからです。
今まで意識を向けることのなかった「からだのちょっとした変化」をキャッチすることが出来れば操体を理解する一番の近道なのです。
私自身はそういった機会を通じて、操体、そして操体法とは臨床の場を通じて患者の訴える症状や疾患を改善することだけに留まらず、からだとからだが聞き分ける感覚を繋げていくものだと実感しています。
その繋がりの先には私達は自分だけの力で生きているのではなく、身の回りの全てのものに生かされているという大切な気付きがあります。
それに気が付くことが出来れば、そんな簡単には病気にはならず、間に合う程度に生を全うしていけるのではないでしょうか?
こういったことは操体を知らない人であってもからだでキャッチ出来るものなのです。