東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

がんばってもいいけれど2

目の前にある、やらなくてはならない「仕事」。

これを片付けるために

えいやっ!っと「がんばって」取り組む。

敢えてギアを入れてブーストモードに入る。

 

度々そんなことは繰り返したりもして来ましたが、

(今もそういうモードを使う時はありますが)

その繰り返しの中で気がついたのは、

結果としてたくさんの消耗を抱えている自分。

 

息切れしていた自分。

呼吸が浅くなっていた「からだ」。

堅く険しくなっている表情。

気付いたら水分を取るのを忘れていたり。

 

ダッシュし続けることで、

自分の中のなにかが、消耗しきってしまう一歩手前まで達している感覚に襲われる。

それが、「やりきった」という達成感に繋がればプラスなものへ変わっていくけれど、

歯車がかみ合っていなくて、結果としてうまくいかなかったりすると、

その消耗の重さというのが、ワーッとのっかってくる。

 

うまくいくときもあれば、いかないときもある。

それがどちらも自己責任のなかで、受け止めきれればいい。

自分が決めてやったんだからと。

 

でも、それが自分だけの話で済まないこともあるから、悩ましい。