なんで操体では、「がんばるな」という言葉が現われてくるのだろう。
説明をされて、なんとなくわかるような、
でも頑張るということ自体は、必要な事なんじゃない?とも思っていたので、
自分自身のなかでグレーな状態でしばらく、保留状態になっていました。
そして私自身、どこかでそういう姿勢自体も嫌いではなかったということもあり、
その保留状態のなかで、「戒め」られていることは知っていながらも
こっそり頑張る場面も多く、ありました。
次第に、ではありますが
頑張ったことで得られるもの。
その背景で起こっている事。
もしかしたら気付かないうちに失ってしまっているかもしれないこと。
なんていうものがたくさんあることに
こころとからだを通して感じるようになりました。
がんばってもいいけれど、
そのことで生みだされていることについて、
少しずつ考えるようになりました。