東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

がんばってもいいけれど4

がんばる、ということをすることで、

色々な影響が自分の思わぬところで起こってくる。

 

特にうまくいっていないときのがんばるモードの場合、

そういった身の回りの変化に対してのセンサーが

極端に鈍麻してしまうことが多いような気がしてならない。

 

余裕がない、隙間がない、呼吸の間(ま)が削られている、

「感覚」がOFFになっている、とも言える。

 

そういう時、やはり一番影響を受けているのは、

自分自身の「からだ」なのではないかとしみじみ感じる。

 

自分の意識、アタマの方だけで頑張るモードになればなるほど、

からだはそれに引きずられる。

 

からだを置いてけぼりにしないで、

ちょっとでも意識を向けていけば、

うまくいっていないときの「がんばる」の質感も少し変わってくるように思う。