東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

快癒の本質④

(続き)

操体の臨床では、症状や疾患別に、治すことはありません。

 

つまり、それぞれにそれぞれのやり方がある、訳ではないのです。

 

そこに至るまでの経過や、そこに至らぬまでの方法を理解してもらい、

至らぬための指導を与えるため、操体の臨床家としての操者となるべく、

師匠を通じて学び続け、実技として介助と補助を習っているのです。

 

 

操体における臨床、それは「みちしるべ」。

 

つまり、道標を示すことではないか、とワタシ自身は考えています。

 

                             (続く)