(続き)
「治癒」までの道標。
それはまず、介助と補助になります。
介助とは。
患者はどう進めばいいか知らないのだから、その目的となる動きの方向
を、指示できることです。
「からだ」の動き、その循環を、刺激にならぬよう与え、引き出します。
補助とは。
「からだ」本来の、動きの流れを満たすことになります。
その「からだ」の動きを促すため、その法則性にかなうためには、必要
なことになるのです。
この法則性とは、天然自然の摂理なのです。
そして操体の臨床とは、その応用貢献の賜(たまもの)なのです。
(続く)