(続き)
天然自然の法則性、真理とは何か。
それが、治癒、快癒に関わっている事は確実だと思われます。
例えてみましょう。
雨が降らないで毎日毎日晴れていたほうがいい、と言う方がいました。
しかし、雨は雨で必要なものです。
同じように苦痛の種をまいた人は、自分の手で苦痛の種を摘み取らなけ
ればならないと思うのです。
そんな時は、苦痛に徹するのがよろしいのではないかと思われます。
しかし、苦痛は戦って勝てるものでは無いのです。
打ったからといって、砕けるものでもないのです。
苦痛とは、抱きしめて初めて溶けるものです。
そんなことを「快癒」の成立している過程に、見届けていたいのです。
(続く)