(続き)
治すことは、「からだ」(生命)の仕事です。
そして、それをどうこうする事はおこがましいと言うようなことを、
手塚治虫氏の漫画、「ブラックジャック」でも語っていましたね。
生命現象、私たちの感じる事は、様々な「もの」「こと」「なり」、
これらが、仮に集まって出来上がったものではないでしょうか。
何かの働きにより状態が変化したり、元の状態に戻ったりすること。
「治癒」は、自分と思っていたものが主体ではなく、すべてのものが
備わっている、「からだ」が主体となってこそ、本質なのでしょう。
「間」に合っていればいいという、ゆとり。
その「間」の豊かさは、空間における心身の調和をもたらしてくれる。
生かされて生きていることも、理解できるようになる。
「からだ」の仕事の美しさに、そのように感じることが多いのです。
快く癒され、治ってしまうには、ワケもあるのです。
そう、間に合うように生きていけるのです。
感謝がわかる、それにもワケがある。
ワケがあってなるようになる。
いいですよね、私たち全員で、それがわかるといいですよね。
では、一週間のお付き合い、有難うございました。
明日からは岩手の久慈から、現代に生きる高村光太郎氏のような、
間を使う達人、瀧澤副実行委員長の登場です。お愉しみに!