東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

問い掛け

操体の特徴として、

 

1、自力自療である。

2、ボディーの歪みにアプローチする。

3、症状疾患にとらわれない。

4、動診(診断)から操法(治療)へと連続的に行う。

 

が挙げられるが、 私はそれに、

 

5、からだに問い掛けをする。

 

を加えたい。

 

操者は、患者が自分のからだと向き合い、きもちよさをききわけるためのお手伝いをする(介助、補助、導誘、言葉掛け)。

 

そして、患者は、十分にそのきもちよさを味わう。それが治癒力である。

操者は、治すことまで関与しない。

 

2017年4月29日(土)2017年春季東京操体フォーラム開催。
テーマは「操体新旧臨床譚~よみがえる橋本敬三&最新症例集」です