東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

かさぶた(治癒6)

5月、鉄のドアに小指を挟みました。

切れたというか、押しつぶされたような血豆が破れました。

 

最近のばんそうこうは「モイストヒーリング」というのがあります。

子供の頃、どこか切ったりすると、まずは消毒して絆創膏、みたいな感じでした。

 

従来の傷のケアは「ドライヒーリング」と言って、

傷→空気に触れた体液(滲出液)と、血液が乾いてかさぶたになる

かさぶたの下に新しい皮膚ができる、という順番。

 

モイストヒーリングは、傷口をぴったりふさぐ。滲出液が出て、治りを早める

みたいな感じです。

この絆創膏は高いのですが、水仕事をしてもお風呂に入っても剥がれません。

 

この二つの一番の違いは「乾かしてかさぶたを作るか」「かさぶたを作らないか」ということなのだそうです。

 

そういえば、かさぶたって、かゆくなりますよね。

で、剥がしたくなりますよね。

 

何で剥がしたくなるんだろう?って思ったことはありませんか?

あれをはがしちゃうと、また血が出て治りがおそくなるのに。。

 

あるドクターによると「それは、そこにかさぶたがあるからだ」なんだそうです。

 

猫が、新聞や座布団の上に乗るのも「そこに、新聞があるから」なんだって。座布団がお気に入りのまーちゃん(真魚)。