三浦先生、ありがとうございました。
今週から三浦寛幸が担当致します。
今回のテーマは「山」です。
これまで山には縁がない生活でしたが、20代の前半の夏に一回だけ富士山に登ったことがあります。
そこでの思い出はとにもかくにも「きつかった」ことです。
五合目から登ったのですが、道中に何度も呼吸と足腰の辛さに耐えられず、休憩を適度に何度もとっていたのを覚えています。
自分の思い通りの呼吸が出来ない。そして足が全くついてこない。
そして自分よりもはるかに後から来た年配の人達に追い越されていく様を目のあたりにし不甲斐なさを感じたことも覚えています。
現在になって当時のことを振り返るとそれも当然だなと思います。
当時の私は山という過酷な環境に適応していくためにからだが必要としていることを何一つ知りませんでした。
呼吸であり、歩くリズムも然り、登山に必要な「からだの動き」もそうです。
きっと当時目にした人達はそういったことをからだで学習していたのだと思います。
操体で学んできたことを踏まえてもう一度登ってみたらきっと当時とは違う景色が見えるのではないでしょうか?
2022年秋季東京操体フォーラムは11月23日ハイブリッド開催致します。