三浦先生、一週間ありがとうございました。
本日から三浦寛幸が担当致しますのでお付き合い下さい。
今回のテーマは「うらおもて」となります。
先日臨床の中で疑問に思ったことがあります。
からだの「表と裏」ではなぜ筋肉や皮膚の厚み、そして表情が異なるのかということです。
胸、腹部と背中、足背と足底、手背と手掌、膝と膝の裏・・
これらの様々なからだの部位は表と裏でひとつなのにそれぞれ全く異なる性格と表情を持っている。
これらを触診してみると表側よりも裏側の方が難易度が高いようにみえます。
それはからだの裏と呼ばれる部位には圧通、膏血を「隠す」という性格があるということが理由のひとつとして挙げられます。
それが時間の経過と共に私達施術者、そして本人が自覚出来るように顔を出してくれる。
そういったからだの表情や表現してくれることもからだからのメッセージのひとつです。
そのメッセージに気が付くことがからだと良い関係を築いていくことにおいて大事なことのように思います。