日々からだと向き合っているとからだにも意志と意識があるように感じています。
例えば「歩く」という動作を細分化してみる。
左足を一歩を踏み出すという自分の意識と同時に右足の踵は自ずと浮く。
そして両膝の裏筋が自ずと緩む。
そんなことをいちいち本人は意識していない。
しかしからだは自然にそういった動作を表現してくれている。
その理由はからだにも私達と同じように意識と「正当にからだを使う」という意志があるからだと思う。
そのからだの意志の下、からだの意識は私達がからだを使う動かすことにおいて足りないものを補完してくれている。
からだからのメッセージとはそういったからだの意志から発せられるものであり、正当なからだの使い方をするために必要なメッセージが裏に潜んでいる。