本日で最終日になりますが、最近はからだからのメッセージを受け取るためには空間、または存在している人、物との向き合い方も必要なことだと感じています。
操体法の臨床では「極性」という診断法がありますが、人が何かと向き合うことにおいて、からだは必ず何らかの情報をキャッチしています。
人と人が、人と物が向き合う中でそこには何らかの「圧」が生じています。
その圧の変化をキャッチし、からだにききわけていくことも操体法の臨床には必要なことです。
それはもの凄く繊細な情報ですが、その向き合い方によってからだだけでなく、呼吸も動きもリズム、発する言葉までもが変化してきます。
それを理解することが出来れば、からだに触れなくても臨床として通すことが出来るのです。
一週間を通じて皆様には臨床と生活に生かせる操体法のことを書いてきました。
わたしが書いてきたことを踏まえ操体とはいったい何を操るものなのかを問いかけてみてほしいです。
明日からは半蔵さんが担当致します。