東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

伝えること(2)

今年、2024年の夏、なぜか突然「天の声」が聞こえました(笑)。
「ピアノ、やろうよ」
私は三歳の時、長女だったもので、妙に期待した親がドイツ製のピアノをもらって来て、音大の先生にピアノを習わせようと企んだわけです。
今はそういうことはないと思うのですが、先生がかなり厳しく、間違えると手を叩いたらしいんです。
それで、柱にかじりついてピアノのレッスンを嫌がった、という伝説が残っているくらいなんですが(覚えてない)、
ピアノはそれっきりになりました。 何だかピアノはこわい!というイメージがあったのか、キーボード系にイマイチ馴染めなかった時代が続いたのですが、勿論音楽は嫌いではない(今思うと、幼稚園の時は結構クラシックを聴いていた)のでした。
 
天の声に従って、なんだか溜まっていたポイントを使って、電子ピアノを買いました。
そして、教本、それも新しいのを買いました。
これは、動画と音源がついていて、先生(ピアノの王子様みたいな人)がyoutubeで教えてくれます。
音源のみのものもついています。
そして教本の前に、私は「ピアノは姿勢とポジショニング」と練習法法が大事、ということを知っていたので、プロの練習法についての本を買いました。
これは、手が小さい場合の対処とか、実践的なことが書いてあります。
つまり「基本となる考え方」と「教本(練習)」の二段階で行ったわけです。
 
こんな感じで、なんだか段々弾けるようになってきましたが、付け加えてNHKの「三ヶ月でマスターするピアノ」という、ド素人会社員60歳が、三ヶ月で、サティの「あれ」が弾けるようになる!というかなり強気の番組です。
たまたまこれをオンデマンドで発見し(なんだかオンタイムだった)、見たところ「大人には大人のマスター法がある」ということで、かなり納得しています。