今年一年を振り返ると、からだから沢山のことを学ばせて頂けたように思います。
特に数か月前に起こったからだの異変と治療の過程の中でからだが教えてくれたことはわたしにとって今後のかけがえのない財産となるように感じています。
その財産とは「やはりからだって凄いな」と心から思えることなのです。
日々の中で痛みや苦痛に見舞われていくと、そんなからだに対してのありがたみも段々薄れていく。
「痛みから解放されたい」というじぶんの思いはからだからのメッセージを遮断し、そして信頼関係を崩壊していく。
操体の臨床はその関係性を立て直す手助けをしているようにも見えます。
わたしの方はお陰様である程度今までの生活に戻すことが出来ました。
その一番の要因は操体の臨床や学んできたことを通じて、からだが持ち合わせている力を信じきれたことにあると思っています。
ではその力はどのように引き出されていくのかを明日は以降に少し触れていきます。