以前から本ブログで地元小学校の学級園での活動について触れさせてもらっていたことがあるが、今回はその後日談について。

 

昨年、種を蒔く適期が後ろにずれて、ゆっくりゆったり成長していて、年を越してしまったラディッシュ(二十日ダイコン)のことだ。

 

 

4月以降の活動に向けて土づくりをすることになり、今までじわじわと育つ様子を見守っていたラディッシュを、いよいよ収穫しようかという話になった。

 

うちの冬越えラディッシュは一般的な生でサラダに入れて美味しくいただける葉っぱとは違って、葉も厚く、ゴワゴワしているような雰囲気へと変化していた。

 

年明けに時たま抜いて成長っぷりを確認してみると、ラディッシュらしい根が肥大する感じが見られず、葉だけが少しずつ大きくなっているような印象を受けた。そんな経過を目の当たりにしていたので、正直、実りとしてはそれほど大きな期待をしてはいなかった。

 

先陣を切ったのは仲間のうちでもとくにその成長を見守り、愛情を注いでいたメンバー。試しに抜いてみようかと手ごろな大きさのものを抜いてみると、見届けていた面々に衝撃が走った。なんと、根っこがぷっくりとしてラディッシュらしく育っていたのだ。

おまえ、いつの間にこんな大きくなってたんだ。。。

本当に「いつの間に」という素直な驚きがあった。

 

二十日ダイコンらしい若々しい根のプリッとした感じとは全く違う表情だが、4か月以上土の中で生きてきたものの姿。

とても驚いたのはいくつかのラディッシュはぷっくり肥大した根っこの下に下へ下へと根を長く伸ばして生きていた個体がいたことだ。

ことばがなくても、生きている姿から伝わるものがあるというのを、まさにこのことかと感じた。

 

さて、そのお味である。

早速、洗ってその日の昼食にみんなで齧ってみる。

「あれ、ラディッシュってこんなに旨味があったっけ?」というくらいの濃い味ラディッシュ。

やってみてわかることがあり、やってみないとわからないことに溢れていることをしみじみ感じる味わいだった。

 

百二十日ダイコン

 

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