今週のブログを担当する岡村です。
引き続きテーマはフリーとなります。
一週間よろしくお願い致します。
「100点じゃなくてもいい」は本当か?
——“間に合う”の意味を問い直す。
「間に合っている」という言葉について、考察してみたいと思います。
橋本敬三先生は、「100点を取らなくてもいい。60点くらいで“間に合っていれば”いいんだ」と語られています。
また、全く別の観点から、
人間が「あるものをないと思い、ないものをあると思う」ような思考を妄想と呼び、これに囚われることを「妄想苦」とも表現しています。
では、「妄想をなくして、間に合うように生きる」とはどういうことなのでしょうか?
そもそも「何が間に合っていればいい」のか、という問いが浮かびます。
「私自身」が間に合っていれば、
それでいいのでしょうか?
「内部環境」や「外部環境」でしょうか?
「からだ」が、間に合っているとは?
遺伝子や細胞、腸内環境の視点からは?
さらに、自分を超えた環境や社会、地球の生態系、宇宙全体にまで意識を広げると、何をもって「間に合っている」と言えるのでしょうか。

まとめ:“間に合っている”とは、ただ足りている状態ではなく、自然と調和した生の在り方を指しているのかもしれません。
(続く)