おはようございます。
このところ昼間は、春のようなポカポカ陽気となり、なんとなく眠くなってしまう。
先日は昼食後に、テレビのニュースを見ながらウトウト昼寝をして、目覚めるとラジオ体操を行う番組の時間となってしまっていた。
時間を気にしながらも見ていると、指導者の人が「足を揃えて、良い姿勢をとりましょう」という掛け声をかけていた。
その掛け声に応じて、アシスタントの人達が、両足の踵の内側をぴたりとつけて、つま先を少し開いた状態から背すじを伸ばしている。
この良い姿勢というのは、一般に広く浸透しているが、からだにとって良い姿勢とは限らない。
ラジオ体操は100年近くの歴史があり、国民の体力向上と健康の保持や増進を目的としているというが、体力向上という面から健康を考えているためか、からだにとってどうなのか?といった問いかけはされていないと感じられる。
体力を向上させるようにすれば、誰もが健康になれるといった考え方は、一方的すぎるのではと思う。
ちなみに、不快症状を訴える人を診させていただく際に、「床に立ってみてください」とお願いすると、この一般的に浸透した良い姿勢を、無理に頑張ってとろうとする人が多い。
そこで「ツラクないですか?」と問うと「ツライ」と応える。
「なんでツライことを、わざわざするのですか?」と問うと、大抵の人は口篭もり、戸惑いの表情を浮かべる。
そんなことを聞かれる事は無いからであろう。
それくらい、この頭の決めつけによる良い姿勢は一般的に浸透していて、からだに負担を強いてでも、その決めつけを押し付けていると感じる。
からだへの押し付けではなく、からだのバランス制御に寄り添うように変えていく。
立ち方も、そのように変えていくと、からだの状態は変わり、驚かれる事は多い。
からだにとっての重力と重心の問題というのは大きい。
一週間のお付き合い、ありがとうございました。
来週は畠山裕美先生の担当となります。
どうぞ、おたのしみに。