東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

六日目。黒子とシモン

おはようございます。申告とブログが重なって、過呼吸気味の今週です。エアーポンプが必要ですね。ブログもなかなかマトマリがつかず、ご免なさい。昨日のブログ、目を通して下さった方、膝窩の中央に存在する「足底筋」少し心に止めておいて下さい。
そして、足底筋の圧痛硬結をきちんと触診(触れられるように)できるように、その触診のコツ、さらに「第三の背屈」足関節を背屈させない背屈の仕方をしっかりたたき込んで下さい。


ヒカガミのどこを診ているのか、をしっかり掌握して、触診は触れて、確認することなんですが、触れる前に、すでに膝窩のどの辺に負荷がかかっているのかを、見定めて全体を触診しながら、ポイントに指尖を導くように。ヒカガミの足底筋には必ずピタリと止まる硬結のシンがあります。その中心に指先がピタリと止まる。それが診立ての重要なところです。


足底筋に硬結が存在すると、その下腿部、腓腹筋に糸くずがからまっているような緊張変化・・・・がみられます。そして踵骨の周囲、(踵心点)、さらに足底の内側、さらに足心点、爪心点にも変化を触れることができます。
足底筋の緊張変化(硬結)は、足底をまたいでいます。
よーく、からだの根幹を診ることです。
根幹とは、基礎構造の土台に相当するところです。そこに「臨床」のカギがある。症状、疾患を診ても解決できないよ。まづ、根幹の歪みを診ること。





治療室で飼っているウーパァルーパァの黒子、オスとメスの判別がよくわからなかったけど、オスのヤツは後ろ足の付け根、人間で言えば、股関節の付け根の部分が成長とともにもっこり肉付きがよくなってくる。腰に重みが増して、ドッシリたくましいお尻をみせてくる。うちには3匹いて、どうもそのうち2匹はオスらしい。去年クリーニング屋さんからもらってきて、数センチの幼体から今では20数センチ以上に成長(25センチ位に成長するようだが)うちの黒子は成体に成長したようである。
今朝、水槽の水循環ポンプの末端棒に奇妙なゼラチンもどきが付着していた。ゼラチンには数ミリの黒点が無数に点在している。もしや、これがウーパァルーパァのタマゴ?
ついにこの時が来たのか。いつの間にメスの黒子はどの黒子(オス)と交尾したのか?どうでもいいんだけど、交尾ー受精ー産卵するまでどの位の期間を要するのか。産卵したあと、どう対応するのか・・・。僕はこの卵をどうすればいいのか悩んでいる。僕には飼育する余裕がない。ハテハテ・・・。
玉子焼きにして食べちゃうか、マァ、そんな気分でもないし、本を買ってきて少しはお勉強しないと黒子の生態系は私にとっては未知の世界、たヾ飼っている訳でもなし、何でも(何事でも)義務と責任がつきまとう。成長とともに、グロテスクなヤツだなと思いつつも、愛着(情)もある。・・・複雑な心境です。
幼体のときからオス、メスの選別ができるのなら、オスだけもらってきたのだろうが、今になってはこれもご縁というものか。


猫のシモンは近頃悪知恵を働かせている。
こいつは食事が気にくわないとよく吐く。
カンが鈍いのか、吐きそうだなと思ったら食べなきゃいいのに、食べてからこりゃまづいと気づくらしいが、マア野良ちゃんの習性か、とにかく腹におさめないと気が済まないようだ。トイレは所定のオマルでやってくれるので、なんておりこうさん、と思うのだが、あたりかまわづ吐いてくれる。一番やっかいで私を怒らせるのは目の届かぬ所でやられることだ。臭気に敏感な私は鼻ピクピクと感じとる。やっているな、コイツ、いったいどこでゲロったのか、とんでもないヤツ・・・。
御主人が困ることはやるなっていうの・・・。
一番ゲロる空間(確率)が高いのは、診療ベッドの上、ベッドには心地のいいシーツやら毛布が敷いてある。きもちよさそうなところでゲロゲロやるんだな、こいつは・・・。その度にコインロッカーいやコインランドリーに駆け込む。こんな時、とっつかまえてコインロッカーかコインランドリーにシモンをつっこみたい・・・。
こいつは、またヤッテシモウタと、わかっているんだな。ゲロった後は雲隠れして、姿をみせない。
この猫隠れはまるで忍者のごとき。どこにくらましているのかわからない。しかし、一時すると、ケロリと忘れてしまうらしい。ヒョッコリと姿を見せる。
私の怒りはまだおさまっていないともしらづ、まぬけな猫じゃニャーン。


三浦寛



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