東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

『私にとって操体はマルマルモリモリである?』

操体を学んでいる理由ってナニ?> 
シンプルに捉えてみれば、生きているということは、いろいろな循環があること。
そして、からだを動かすということは重心が移動しているということ、
こんな考えてみれば、当たり前のことをじっくり考え直す機会に恵まれました。
動物として自然なこともヒトとして不自然に動いていることに気付きました。
気付いたら自然な動きにルール( 法則 )があり、
学びながら実践して これは間違いなく自然なヒトの動きになることを皆様に伝えなければ、そんな責任が生まれてくれたのです。
生まれてきたのではなく、生まれてくることに意志があったと信じる。
生かされていることを信じることで、
生きているのだ という驕りを取り除いていくのです。
それも知ってしまった後に戻る道はありませんから。
 
私の学んでいる操体(法)は仙台の医師であった 橋本敬三先生が、
日本人として誕生してから、96歳で祖神の里帰りする迄の間ずっと学び続け、
実践を続けてこられた上で継承されているのが“ 操体 ”ということなのです。

それを有難くお借りして応用貢献していくことで、人として自然な生き方。
人として生かされていることに目覚めることであり、
“からだ”は、常にありがたく間にあうのだよ…と教えてくれるのです。

私が操体を学び気付くことは、自然法則を感じとることでもあります。
すなわち、橋本敬三の哲学思想を継承することになるのです。

『 気持ちの良さを ききわければ いいんだ! それで治るのだから 』
『 あまり欲張らなくてもいい 間に合うようにすればいいんだ 』
『 知らないと間違う 天然の法則があるからね
息・食・動・想・環境 それぞれ勉強しなさいよ 』
                             =橋本敬三先生語録より=

それでは今日から一週間、子供も大人もオネーサンも興味を持って頂きたいので、
「わたしにとって操体とは」をテーマに綴ってみたいと思います。

どうぞ本年も、東京操体フォーラムの活動を含め、(ブログも)宜しくお願い致します。