東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

パワーストーンとトロールビーズ。

一昨年、初めてスペインへ行くということで、本を一冊買った。「世界最速でアミーゴができる」というキャッチフレーズで「柔らかくて毛深いスペイン語の本」というのも面白かった。「柔らかい」というのは多分スペイン人が愛してやまない、国民的英雄のサルヴァトーレ・ダリの「やわらかい妖怪」とか、時計が溶けている絵から来たのではと思う。著者のブルーシャ西村女史は、バルセロナに留学し、絵画の勉強とスペイン語を学んだ。その後、スペイン語教師の資格(ディプロマ)まで取得した。その後、アメリカに渡り、現在はブルックリン在住、ユダヤの方からハイジュエリーのデザインと製作法を学び、オーダーメイドのハイジュエリーを作っている。スペイン語の感想を書いてメールを送ったところ、すぐ返事を下さった。その後何度かやりとりをしている。ブルーシャさんは年に一度日本に帰国するのだが、その時は出版社が開催する食事会があるということで、早速参加することにした。新宿の「美々卯」に集まったメンバーの前に、ブルーシャさんがにこやかに登場した。ロングヘアのキュートな女性である。

世界最速でアミーゴができる!スペイン語入門―柔らかくて毛深いスペイン語の本 (CDブック)

世界最速でアミーゴができる!スペイン語入門―柔らかくて毛深いスペイン語の本 (CDブック)

参加者はそれぞれ自己紹介をしたのだが、その時私は気がついた。ブルーシャさんは実はニューヨークで霊能者としても活躍されている。参加者は私以外、霊能者としてのブルーシャさんに会いに来ていたのである。私だけが、スペイン語の本を書いた先生として参加していたのだ。
参加者の中には「レイキをやっている」とか「ソーシャル・ワーカーをやっている」など、様々な人がいたが。「ブルーシャ先生に作っていただいたブレスレットを最近買いました。『恋人ができる』っていうブレスです。今から楽しみです」とか「ブルーシャ先生のブレスレット、二つ目です」という話を聞いた。ハイジュエリーを作っているのだから、貴石を使ったブレスレットを製作するのは当然だが、参加している方々の手元を見ると、皆さん、ブレスレットをつけているではないか。なるほど。スピリチュアルな力のある方が作ったものなら、パワーがあるのだろう。

昨年、一昨年と島根の玉造温泉に行った際、さすが玉造というだけあって、曲玉をはじめ、色々な貴石やパワーストーンを売っているところがある。ここに入ると二時間位は入りっぱなしなのだが、とにかく石が沢山あるのだ。特に昨年は石愛好家が揃っていたので、相当長い滞在になった。パワーストーンには、それぞれ効能があり、説明されていることが多い。恋愛に効くとかビジネス運アップとか。また、治療家の中には、邪気を払うという目的で、石のブレスレットをしている人もいる。最近は男性もブレスレットをしている人を多く見かけるようになった。
フォーラムの実行委員の中にも、ブレス派が何人かいるが、これも常日頃からつけているので、皆結構サマになっている。
ジーパンを普段履かない人が、たまにジーパンを履くと「日曜日のお父さん」みたいになることがあるが、ブレスレットも同じで、日常的に身につけていると、馴染んでくるものだ。ブレスもたまにしかつけないと「何だか浮いて見えちゃう」のである。やっぱり慣れなのだろう。

私はパワーストーンのブレスよりも凝っているものがある。それは、デンマークの名産品、トロールビーズである。飛行機の機内誌で最初に見かけたのだ。それは、男性向けのものだった。ブルーと紫のビーズに、シルバービーズが混ざったものだった。その後、調べて見ると、トロールビーズというのは、男女兼用であり、ビーズをつけた人に幸運が舞い込んだという噂から人気を呼び、誕生日に一粒とか、記念日毎に一粒というように、時間をかけてコレクションする人が多いとのことだった。とにかく、見ていて飽きないし、何よりも美しい。
http://www.trollbeads.com/ (英語版) 
http://www.trollbeads.jp/ (日本語版)

また、ビーズには一つ一つ名前がついており、固有の意味を持っている。今年の春夏コレクションは、爽やかなグリーン系が多いようだ。東京都内だと、銀座の松屋一階にショップがあるので、是非現物を見ていただきたいと思う。トロールビーズは男女を問わず楽しめる。レゴや家具のイケアもそうだが、デザイン力で売るのは北欧の強みなのかもしれない。
これは「父の日コレクション」だ。 

アンバー(琥珀)のキットだが(自分が欲しくなってきた・・・)琥珀にチェーン、ごつめのロックを選んでシルバービーズをあしらえば(想像がふくらむなぁ)ダンディなお父さんにも、ビジネスパーソンにもぴったりではないか。

2年程前、デンマーク大使館で開催されたトロールビーズのプレス発表会に抽選で当たったことがある。ペア3組6名が招待されたのだが、私の執念(?)が実ったのか、それとも優良顧客リストに入っていたのか(笑)、当たってしまったのである。ということで、光りもの(ガラスとか宝石とか貴石とか)が好きな師匠に声をかけた。デンマーク大使館は代官山にあるので、三茶からはタクシーで五分程度である。会場に着いたところ、招待状にミスがあり、一時間半待たされることになったが、そのお侘びとして、トロールビーズ・ジャパンから師匠と私それぞれに、ビーズ(日本未発売のものも混じっていた)と、シルバービーズが贈られたのである(感激)。
それ以前から、私はトロールビーズ大好きだと騒いでいたのだが、その辺りから師匠もトロールビーズに対する興味が増したようである。


「私はトロールビーズが好きで〜す」と、日々宣言しているせいか(笑)、今年の誕生日にも何個かビーズをいただいた(くださった皆様、ありがとうございます。ホントに嬉しいです)。思わずニヤニヤしてしまう位、嬉しいのである。中には「すでに持っているのをもらっても、嬉しくないでしょう」という心配をする方もいらっしゃるが、そんな事は全くない(笑)。同じのを二つ持っていても三つ持っていても好きだからいいのだ。

この話を師匠にしたところ「いいなぁ。オレも誕生日にトロールビーズ欲しいなぁ」というお言葉が。
「オレもトロールビーズが好きだってことを、ブログに書いとけ」

というわけで書いている次第です(笑)。9月13日には是非トロールビーズをお贈り下さい(笑)。

一週間ありがとうございました。明日からは島根の福田画伯の担当です。


三浦寛 操体人生46年の集大成 "操体マンダラ Live ONLY-ONE 46th Anniversary"は2012年7月16日(海の日)に開催致します。

2012年秋季東京操体フォーラムは11月18日(日)津田ホールにて開催決定