東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

先日、みた小学生の男の子。
サッカーをやっていて、しばらく前に転んで膝をうったとのこと。
特に痛みを訴えてはいなかったが、あるとき正坐ができなくなっていることに親御さんが気付き、依頼がきた。
しばらく気付かなかったということは日常生活には支障がない程度ではあるとは思うが。
操法をいくつかやった後、膝は曲がるようになり、その日は終えた。
気になったのは足首のかたさ。
これだけ足首に柔軟性がないとからだを痛めやすいのも当然である。

最近は正坐をする機会も減ってきているし、苦手な人も多いようである。
日本正座協会なるものをみつけた。

http://www.seizajsa.com/

操体では、操者にとっては基本姿勢である。
ひかがみの触診は正坐位で行うし、正坐で行う操法も多い。
なにげなく坐っているように見えても、なかなか奥が深いのである。