以前のブログでも取り上げたことがあるのですが、ここ最近、ダイエットや姿勢改善・骨盤矯正など様々な健康法や調整法が巷では取り上げられ、まぁ、百花繚乱花盛りといった感じです。それに対抗してという訳でも無く、非常に自然な形でスタートし始めた『SOTAI DIET+Body Method(操体ダイエット・ボディ・メソッド)』がはや4ヶ月が近くなってきましたので、中間報告をしようかと思っております。
元々、私自身、30代を過ぎた辺りから、”身体を造る”いわゆる”Body Making”と称するモノにはまり、せっせとジム通いをしたり、ランニングなど、身体を動かすことでウエイトコントロール並びにヘルスコントロールをしていた時期がありました。高校時代野球をやっている頃は、どちらかというと華奢な方で、1980年代に新興勢力として高校野球界を席巻していた徳島県の”池田高校”がウエイトトレーニングで革命を起こしていましたので、触発され、その当時、ロクな設備も無かったトレーニングルームと呼ぶには憚られる様なチープな場所で、せっせとトレーニングしたのを覚えています。
多少身体のことを勉強をしていくと、やはりトレーニングだけではウエイト・ヘルスコントロールは難しいことが分かり、そこから”栄養学”も少しずつかじりながら、今では当たり前の『運動+食事』の組み合わせを幾つかスタートさせました。
最初は定番の”サプリメント”摂取から始めました。プロティンも100%大豆のモノから始め、ブレンドもの、最終的にはホエイへと様々なプロティンも試しました。ビタミン・ミネラル系もVC、VE、B2・B6・B12等々、後に仕事の関係でサプリメントの開発、原料卸も経験する関係上、かなりのこだわりでやっておりましたが、特定の栄養素だけを高くとっても身体にとっては余り意味が無いことが分かり、それからは一切、サプリメントを摂取しなくなりました。
その後は運動の質を変えたり、食事を朝抜きにしたり、炭水化物抜き、食事の夜抜きなどなど、三食に対してのアプローチを変えつつ、行っておりました。その時に人間にとって”酵素”が非常に重要であり、加熱殺菌をしない、添加物を混入しない、ナチュラルな形での『手作り酵素』による”Enzyme Diet(エンザイム・ダイエット)”と出会いがあり、早速実践、これが一番合っている様な気はしていました。ここ近年では”日本食ダイエット”などここに書き上げる主なモノだけでも、とんでもない数になるので、割愛します・・・
そんな時に、師匠である三浦先生より「福田もそろそろ一日一食にしたら・・」と悲しそうな遠くを見る様な目で言われました。
正直、遂にチャンスが来たなと、師匠を数年みている中で、殆どガッツリ食べられない、果物中心の食事で小食。ある意味私と対極にいらっしゃる方だといつも興味津々で見ておりました。そんな師匠からの言葉を戴き、迷わずど〜せやるなら早いほうが良いと今年のゴールデンウイーク時から『一日一食生活』をスタートしました。元々、食べるのが好きな割に、断食時が一番調子良いなぁと感じていましたので、抵抗なくスタートしました。
そこで感じたのは、現代栄養学の「カロリー至上主義」的発想への危惧です。クライアントから聞いた話なのですが、ご年配の方が生活をされる施設において、自分の母親が食べる食事に何か変なかたまりがあるから何だろうと思って見てみると、キャラメル一個がキレイに半分に切ってあり、栄養士の方に聞くと、「摂取カロリー上○○Kcal以上の摂取は好ましくないので、キャラメルを半分にして調整しています」と当たり前の様に言われて違和感を感じたそうです。なんじゃそりゃって話しですが、現場では現実にあり得る話しなのです。カロリーとは絶対では無く、あくまでも参考、私から言わせればど〜でもいいモノの一つです。この話しをしたら、ある方から「だって、一日一食ってカロリー調整でしょ?」って言われた方がいらっしゃったのですが、ここが根本的に大違いなのです。私はカロリー調整のために一食にしているのでは無く、固形物の摂取量を減らすことで、消化酵素に使われる酵素量を減らし、内臓修復・抵抗力の活性化や免疫力向上など、酵素本来の重要な役割で酵素を使うのが最大の目的であり、ここが”カロリー至上主義”を主張する、現代栄養学との根本的な考え方の違いです。そんなショーもない数字合わせのカロリー摂った摂らないなどと言った目先の話しでは無いのです。だから基本的に夜の食事に関しては特に取り決めを作っていない。好きなモノを食べてストレスを溜めない様にしています。但し、キャベツをザク切りにして、満腹中枢を刺激してから通常の食事をする様にはしています。
中間報告としては体重はもうそんなに落ちていません。スタート時87Kg程度あった体重は現在、75Kgで一応落ち着いております。但し、面白いのは身体は確実に絞られてきていることです。先日、あるホテルで宿泊した際に、半月前に泊まった時はLサイズのパジャヤマが用意してあったのですが、今回はMサイズに変わっていました(笑)
そこは、受付で名前等を書いている時に体型チェックをして、パジャマを部屋に持って行くシステムの様で、あぁ半月で身体が又、絞られたんだと実感しました。野球のウオーミングアップの際にグラウンドの外野廻りをランニングするのですが、息が上がらなくなり、楽々走れるようにもなりました♪ それと、私のダイエットの基準としている、20代の頃にはいていたズボンがあるのですが過去どんなダイエットをしても入らなかったズボンが、今回はすんなりと入る様になりました。
ウエイト管理は大事ですが、ウエイト以上に大切なのは、やはりシルエットだなぁと改めて感じています。
あ、後忘れていけないのは「肌」がツルツル、くすみが無くなったことでしょうか。男が肌がツルツルになって嬉しいのか?と突っ込まれそうですが、仕事上、人と会うことが多いので、青白い顔やどす黒い顔では説得力がありません(笑)腸内環境が整備されてくると、表に出て来るものは肌なので、一番分かりやすいですねぇ。。。
但し!このクビレも含めた理想的体型を作るのに必須なのが、『SOTAI BODY Method(身体運動の法則)』日々の実践です。締まった身体作りと、クビレを作るのに最適なだけで無く、同時に身体の歪みを整え、健康的な生活をおくるのにも最適です。どんなに素晴らしい食事をしても、食べたものが納まる器である身体が歪んでいれば、内臓機能は低下し、充分な代謝は促されないでしょう。
この”食事”と”身体の使い方”が両輪となってはじめて、単なるダイエットではなく、ボディの正常化に伴う内分泌変化によって、『アンチエイジング』も可能となってきます。これに関しては今度、何かのフォーラム関連のイベントがあった際に実行委員を見て戴ければ分かると思います。作りは別としても(笑)、年齢不詳の方々が実行委員はワンサカおります。私もここ最近は実年齢を当てられることが無くなってきました。男としては嬉しい様な悲しい様なという感じですが・。・
真の健康とは『少食』の中にあり。腹八分と一般的には言いますが、橋本先生は60点で良い、間に合っていれば良いと言われますので、”腹六分”とボディの歪み改善から始めても面白いかもしれません。