二日目の今日は、僕自身が操体を学び、操体にという学問の奥深さに引き込まれるにつれて、ある言葉がとても好きになるようになりましたので紹介したいと思います。
僕の好きな言葉は、「からだの設計にミスはない」です。そうです!橋本先生の著書である「からだの設計にミスはない」です。
- 作者: 橋本敬三
- 出版社/メーカー: たにぐち書店
- 発売日: 2002/12
- メディア: 単行本
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「救いと報い」を学ぶようになり、「人間は生まれながらにして救われている」という真理と「からだの設計にミスはない」の言葉が自分に意識の中でもつながりました。また、「人間は生まれながらにして救われている」の著書の中にも書かれていますが、「大自然の原理として、人間は誰でも健康で幸福に一生をおくれるように、チャンと設計されているのだ。それが実現されないのは生き方の自然法則からはずれているためで、この法則にそむくと身心の姿と動きに歪みが生じ、身心のバランスがくずれて病気になるのだ、そして又、その歪みを正してバランスをとり戻せば、病気は治るのだ、と」と書いてありますが、まさしくその通りだと操体を学ぶにつれて分かってきます。
からだの使い方・動かし方である身体運動の法則があります。痛みを主訴として来院される患者の多くは、この身体運動の法則を逸脱したからの使い方・動かし方をしています。まさしく橋本先生が書かれている通り、身心のバランスがくずれてくるのは当たり前なのです。
しかし、身心のバランスがくずれたとしても、からだには修復する能力があり、この修復する能力を引き出すのが快適感覚であり、操体法なのだと思います。
だからこそ「からだの設計にはミスはない」のです。そしてこのからだの能力は、生まれながらにして備わっている能力なのです。
操体を学ぶと本当にからだの能力にビックリすることを数多く経験します。操体は深く学ぶほど面白く愉しいですよ!
今日はこのあたりで・・・ありがとうございました。