僕らは星のかけら 原子をつくった魔法の炉を探して (ソフトバンク文庫)
- 作者: マーカス・チャウン,糸川洋
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2005/09/23
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 30回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
一つに、粒子には出来ない様々な事が出来る。
粒子では出来ないが、波動は角を曲がることも出来る。
だから、目には見えない相手の発する音波をも聴くことができるのだ。
光が飛び越えることを許されていない、隙間を飛び越える能力もあらゆる種類の波動に共通する性質である〜
三浦理事長の語る”波動”とは、”意識”とは、そもそも”波動”とは・・・。
これを学ぶうちに、星について、宇宙について興味を持ってしまった。
「私達は、宇宙の片隅で形をなし、意識を持つまでになった。
私達は、自分たちの起源について考え始めた。
星屑が、星について考えている」
=カール・セーガンの著書「コスモス」より=
人は何かと現象を2つに分けたがったり、原因を1つに特定したがる。
だが実際は、はっきり2つに分かれるものなんてほとんどないし、
原因を1つに特定するなんてナンセンスともいえる。
例を挙げれば、それを超えているもにの父がいる、超えていくものに母がいる。
そして超えてきたものがここにいる私達なのだ。
空を観る、星を観る、宇宙を観る。
陰と陽がある。
男と女がある。
凹と凸がある。
そして、
陰陽にいまだ分かれていない状態を知る。
三浦理事長の若かりし頃に橋本敬三師の語られた、陰陽未分の一なる存在。
そう。間に合ってればいいバランス現象を学ぶことになる。
正しいことは振りかざすように考えている人にはわからない。
負けてはいけないかのように考えている人にはわからない。
病気になってはいけないかのように考えている人にはわからない。
死んではいけないかのように考えているひとにはわからない。
そんなことはお構いなしにすらりすらりと生きている。
奇妙にみえるほどの自然な振る舞いはとどまることを知らない赤子脳。
大人は間違うこともあるけれど、乳児は間違えることはないのが面白い。
損することなどどうだって良い、ミルクが残っていても飲んでくれない。
そんな所作にみとれてしまう、ただの一人、欲のない、いとしい一人。
とどまっていたくてとどまっているのは勝手な自分の癖。
とどまっていられないのは本当のイノチをしっている、からだそのもの。
なにを満たしているのか?少しは考えて活きてみせい!!
そう叱咤されている今日この頃である。
[夏よまた来年あおう!
2012年秋季東京操体フォーラムは11月18日(日)津田ホールにて開催