重力が面白い。
重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る (幻冬舎新書)
- 作者: 大栗博司
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/05/29
- メディア: 新書
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電磁気力は、正の電荷を持つ陽子の反発力を安定させている。
陽子は、電子の約2000倍の重さを持って安定している。
重力は、弱いので安定している。
地球が、太陽から今の距離より近くても遠くても海や生命体は生まれなかった。
電磁気力が、今より弱くても強くても星や生命体は生まれなかった。
陽子が、今の電子より重くても軽くても星やDNAはつくれなかった。
重力が、今より弱ければ恒星や惑星は塊となれず、強ければブラックホールに崩壊する。
例に挙げた如く、あまりにも人間にとって都合のいい調整を「人間原理」といい、
絶妙なるこのバランスを、
”知的生命体”が生まれないような宇宙には、それを観測するものもいない。
そのように、絶妙に調節されている宇宙しか観測されないからだ。
この調整具合は、不思議ではなく、当たり前だ・・・と前提する仮説らしいのである。
「身体運動の法則」
橋本敬三師は、「からだの使い方」「からだの動かし方」をまとめて三法則と一相関性とした。
そこからも繋がっている。
途轍もない、途方もないバランス現象のなかで、私達は生かされて生きている。
更に三浦寛理事長は、「からだのつかいかた」「からだのうごかしかた」を深化させている。
だから「操体」を学び続けている。自然法則を感じるように、今もここにいる。
急ぐことはない。ただ知らないと滞ってしまう。自然の法則はバランス現象だから。
自然法則に適うために、三法則ではなく+αは生まれ、一法則ではなく+αは生まれる。
人間原理という仮説も、「操体」ならば説明できそうだ・・・ウソかホントか学んでみては如何?
2012年秋季東京操体フォーラムは11月18日(日)津田ホールにて開催