物事を学ぶ上で型が重要であるということ何をやるにしても言われますね。
初めて型を意識したのは中学生の頃でしたが、当時はよくわからず、これって意味があるんだろうか思いつつ、必要だから手順は覚えはするけども、という状態でした。
今思えばなんともったいない事をしていたのでしょうか。
型の大切さをわかりやすく?教えてくれるのがこの本です。
- 作者: 黒田鉄山
- 出版社/メーカー: BABジャパン出版局
- 発売日: 1998/08
- メディア: 単行本
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私が得た武術的身体は、まさに型のおかげであり、型が私の身体であるとも言える。
型そのものは実戦の雛形ではない。
型が伝えようとしているものは、その動きの本質的な部分である。これは一般の眼では、いくら眼の前の型を見ていても見えてはこない。その見えぬものには「技」ばかりではなく、身体の在り方そのものも含まれる。
操体で最初に学ぶのは身体運動の法則です。
まずはからだが無意識に理にかなった動きができるまで繰り返します。
これができないうちは介助はとても覚束ないことになります。
一番最初に習うことは基本であり、極意でもある、と聞いたことがありますが確かにそうなんだと思います。
じっくり時間をかけて、またそこに戻ってくるんでしょうね。