「型破りとは型のある人がやるから型破り。
型のない人がやったら、それは形無し。」
中村勘三郎
確か赤めだかにも同じ様な内容の言葉があったかと思います。
子供の頃から時代劇が好きで山本周五郎の長屋物を読んだり、落語を聴いてみたりしていました。今でも十代目金原亭馬生を中心にiPodに入れて時々聴いています。
談志師匠といえば持ち時間のほとんどが枕であったり、最初にいきなり下げを言ってみたり、途中で鼻をかみにいったりと他の噺家のものとはちょっと違い好みが別れるようです。
だからこそこの言葉は深いな、と思います。
型を大事にしてきたからこそ言える言葉ですね。
いつだったかの収録で、「うまくやるのなんかわけないんだから」と言っていたのが印象に残っています。