先日、我が家の炊飯器が寿命を迎えました。
一人暮らしを始めた頃からのものなので、随分保った方だと思います。
家電製品を見て回るのは半ば趣味のようになっているのですが、最近のは進化していますね。
名前がおいしそうという理由で某メーカーの“極め炊き”を購入しました。
ご飯がおいしいとうれしいですね。日本人でよかったと実感します。
近頃の我が家の食事もシンプルになってきて、ご飯と味噌汁と他に一品あればいいかなと思うようになってきています。肴は別としてですが。
操体で説いている歯の本数による食のバランスもそれで十分対応できます。
森のイスキア、佐藤初女さんはいいます。
昔、お米は神様のような存在で、一粒たりとも無駄にしてはいけないと教えられたものです。
ところが、食が欧米化してご飯離れが進んで、ご飯が悪いという説まで出ましたね。「ご飯を食べると太る」といわれて、ダイエットをする人がおかずだけを食べるようになってしまったり。ご飯は私たち日本人の、食の基本になるものです。なぜなら、お米には「力」が宿っているからです。
私はいつも、お米自身がおいしく炊きあがろうとする「力」を持っていると思っています。料理とは、その「力」を損なわないように手助けをすることです。
そんなご飯を食べることによって、私たちはその「力」を体の中にいただいているわけです。
大切なことですね。
でも普段そこまで意識できていないことでもあります。
興味があれば読んでみて下さい。
「いのち」を養う食 森のイスキア 佐藤初女さんより、幸せな食卓のための50のメッセージ
- 作者: 佐藤初女
- 出版社/メーカー: 講談社
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