いつか見たマザーテレサの言葉を思い出した。
「愛の真逆は無関心」
確かに家族、恋人、友達、子供、そして自分自身にしても意識が向けられなければ、愛は存在しない。
現代の子供達を見ていると、親の子供に対する関心が薄れているように思える。
「もっと自分を見て欲しい」と心の奥で叫んでいるように見える。
恐らく、最近TVで見る未成年の犯罪もこういった心の声を聞き取れなかった親に責任があるのではないだろうか。
もっと言うならば、親は子供を愛する以前に、自分を愛せていないのだろう。
どこか子供に対して他人事のように見てしまい、自分事として捉えていない。または心のどこかで自分を嫌ってしまっているのではないだろうか?
自分を愛せない人が果たして他人を、子供を愛せるのだろうか?
無垢な子供はそういった親の波動を敏感に察知する。それは命あるもの全てに言えることであり、特に植物等を見ていると、それはよく分かる。
常に意識を向けなければ呼吸がしづらそうだし、生命力は無くなるばかりなのが感じ取れる。
それは自分の体にも同様の事が言える。
常に自分の体(体調)に意識が向けられているか?
自分の事を他人事にしていないか?
自分に意識を向けられなければ、人や物に愛は向けられない。
自分をもっと愛すること。
それが愛を知ることの第一歩なのではないだろか?