東京操体フォーラム 実行委員ブログ

 操体のプロ、東京操体フォーラム実行委員によるリレーブログ

発見

おはようございます。

 

「好きこそものの上手なれ」

いつも最高純度の「好き」を

姿勢を通して魅せてくれる瀧澤さん

一週間ありがとうございました。

 

本日からは一週間、寺本が担当致します。宜しくお願い致します。

 

しばしの間を置きましたが、先日の昭和の日に開催された

2016春季東京操体フォーラム

ご来場いただいたみなさま誠にありがとうございました。

 

今年も御陰さまで、無事に。

そして大いにマニアックに(笑)

皆様と丸一日、操体について十分に味わうことができたように感じています。

 

今回のメインテーマは、実行委員ブログのテーマでもある

「上手い下手」でした。

 

どんなことが「上手い下手」に繋がるのか。

そのエッセンスをフォーラムに向けて抽出し、

座学と実技を通してお伝えしました。

また三浦理事長からは

さらに「あからさま」な最重要ポイントも報告がありました。

 

さて、今回のフォーラムでは、伝える立場に立ち

色々な発見がありました。

 

「上手い下手」に繋がってくる「ポイント」というのは

煎じ詰めていくと「え?そんなこと?」というくらいシンプルに納まる。

 

参加者の皆様の中にも、このポイントについて

「え?そんなことなの?」と思われた方もいたのではないでしょうか。

 

はい、そんなことなのです(笑)。

一方で、「そんなこと」というのは、

気付かなければ いつまでも「そんなこと」のままです。

 

では実際にそのポイントを踏まえて、からだを通して体感していただく。

すると、「そんなこと」だったものが

体験者のなかでガラッと変化していっている様子が感じられる。

 

「あぁ、今この方はからだを通して、意識が変化しているんだ」

「そんなこと」だったものが「そんなことでなくなる」

その変化に立ち合う瞬間。

 

伝える内容が「肝心要」であるほどに

からだを通した実技から体感出来る気付きというのは

生まれやすいのではないか。

そういったからだを通した気付きのプロセスについて

新たな眼差しを見たような気がしています。

 

そして私自身にとっても、この上手い下手のエッセンスに関して

皆様と実技を体感しているときに新たな発見がありました。

 

初めて操体と出会う方や

その方のからだを通して見えてくるもののなかに

次に繋がるヒントがみつかる。

 

こういった気付きというのも

まさにフォーラムというあの空間ならではの気付きなのだと感じています。

 

夏には操体マンダラ

秋には秋季フォーラムがあります。

気付きの味をしめた方は是非、またフォーラムの場でお会いしましょう。

 

2016年9月 新創生期操体法特別臨床講座 開講!