私は私の時代を生きている。
操体の学びもこの世のご縁とつながりの中で、
生まれ、育ったもの。
その感性に導かれるままに、
自ら熱く、自ら歩みはじめた。
学びの中で、異なる景色がみえはじめ、
みえたものが実るように励んできた。
その姿をみて、冷やかし、離れていく人もいる。
しかし、同時にそんな私を受けとめて、
一緒になって熱くなってくれる人が必ず現れた。
誰かにとって否定的なことは、
誰かにとっては肯定的なことである。
だから自信(信念)をもって、
一歩踏み出してみることだ。
おかしいことは、おかしいと、
間違っていることは、間違っていると言える自分を育てることだ。
まわりの人間がすべて入れ替わったとしても、
あらたな同志が次々と現れて、
ことを成し遂げる空気が生まれてくる。
君たちは、今の時代を生きていけばよい。
操体を学んでいるのなら、
操体をたくましいものに育てて、支えてほしい。
そのエネルギーの一人になってほしい。
2017年4月29日(土)2017年春季東京操体フォーラム開催。
テーマは「操体新旧臨床譚~よみがえる橋本敬三&最新症例集」です