青信号?え~緑色にしか見えないのになんで青信号なの?
私が小学生だったころ、抱いていた疑問の一つでした。
ほんの少し前まで、日本人(私の祖母など)は当然のように
緑色のことを指して「青い」と表現していたのです。
これ、若い人に言えば、ホントかなぁって訝しがります。
この一例のように、時代により表現も変化しています。
時代(時間)が変わって現在、便利な世の中になりました。
大概ググって調べればいいし、情報の共有という一面は、
とてつもなく進化しましたから、その情報に同意するも、
訝しがるのも、結局はその人次第です。
それはそれで、便利なのですけれども、気付きにくい罠、
つまり、何かしら不便な一面もあり、「からだ」に訊けば
不自然な感じもあるような…そんな感じはあるのです。
ひとつの物事、出来事の繋がりは、少し前より”思考的”で
”感覚的”な判断をしにくい一面もあるように想えるのです。
同様に、人それぞれの考えや捉え方をするのも、以前は
感覚的であればこそ、疑問符をつけることも少なかった。
今は、自由に選択できるのに、見えない圧力もあります。
シンプルさを忘れたくないものです。
何が自然で、何が不自然なのか、それは時代を超えます。
ことにこのついては、操体の基本「からだにききわける」
という見立てを知っておけば、シンプルになります。
「肌で感じる」という言葉もあるように、「からだ」の皮膚
感覚を通して理解してみたら、「腑に落ちる」ものですよ。