プロのアスリートの引退会見を見ていると必ず自分を支えてくれた人達への感謝の言葉を口にします。
現役の成績はどうであれここまで自分が取り組んでこれたことは自分一人の力だけではなく、周囲の協力があったからという感謝の気持ちを会見の場をお借りして伝えているように感じます。
そういったものを見ていると感謝の気持ちを言葉にすることでやってきたことを一つ納めて、そして新たな未来への決意表明をしている気がします。
それは学びの場においても同様のことで「よろしくお願い致します」から始まり、「ありがとうございました」の言葉をもって納めます。
当たり前に皆がしているこの儀式も何か深い意味があるように思います。
毎週、毎月その言葉を繰り返し口にすることでその時に学んだことが納められ、そして未来へ繋がる学びの種が巻かれていく。
そこには「感謝」という絆があり、学びにはとても大切な要素のように感じます。